免除の効果

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不倫の慰謝料請求などにおいて、感情的になっている場合、「もう慰謝料は支払わなくてよい」などといってしまうことが多々あります。しかしその発言が民法第519条の免除とされる場合、その後、冷静になって慰謝料を請求しようと思っても、請求権がなくなってしまっているので請求ができなくなってしまいます。

というわけで

「どれだけ感情的になっても後から請求を考えているなら「もう支払わなくて良い」とは言ってはいけません。

もちろん実際にその後、請求しないなら免除を行ってもなんらの問題はありませんが、たいてい気が変わるのが人間ですので、十分に気をつけましょう。

なお、「免除」は単独行為と呼ばれるものに含まれており、請求者(債権者)の一方的な意思表示のみで成立する法律行為です。つまり一方が申込、もう一方が「承諾」しないと成立しない「契約」とは違い、請求者が「免除」の意思表示をすればそこで債権が消滅する=請求ができなくなってしまいます。この点からしても注意が必要です。

民法第519条「免除」債権者カ債務者ニ対シテ債務ヲ免除スル意思ヲ表示シタルトキハ其債権ハ消滅ス

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