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大学寮の先輩が結婚されたので3年ぶりに山口に行っておりました。不貞の慰謝料請求を業務としている私をそのような晴れの舞台に呼ぶことは大変危険かとは思うのですが、新郎新婦お二方ともに大変幸せそうで、大変楽しい宴となりました。
その日、私は仕事の都合上披露宴は参加できず2次会からの参加となりました。私のように県外から参加している人もいたのですが、なぜか私の同期な人々は結構な数、現役寮生であり、つまりは7回生なわけで、私が寮に入ったとき7回生の方など怖くて話しかけることさえできなかったものですが、まさか同期の人間がそのような立場になっているというのは不思議な気分でした。
そんなそろそろ年齢的にも落ち着くことが必要な我ら31期は、当然のことながら落ち着いているわけもなく、店の一番奥のテーブルに陣取り、乾杯の前から飲みまくり、すっかり泥酔状態。あまりのさわぎっぷりに、寮生と寮外生の心の壁は厚く高くなっていったわけです。
私はこの結婚式を非常に楽しみにしておりました。実はこの結婚式の数日前、インフルエンザにかかり、文字通り死にかけていたのですが、この結婚式には這ってでも行かねばならぬと。私をそんな気にさせたのは、アダルトビデオ女優の全身ヌードポスターを寮の自室に貼り渡し、そのせいで県外からわざわざ息子心配のあまりに山口まで来たご両親を部屋に入れることも出来なかった某K杉君の「2次会は新婦の同僚の方や大学時代の同級生の女の人が来るからもう合コンみたいなもんだ」という甘言からでした。
で、その言葉を信じ、徳島から高速に乗って7時間かけて来てみたら・・・なんじゃこの心の壁は!!!!
もう心の壁どころか、きっちりと男女のテーブルが別れております。しかも明らかに我らの状況にひいており・・・。私にははっきりとATフィールドが見えました。
実は私以外にもこの状況でやけになってきたのか、我々の席は暴走を続け、まあ一言で言えばひんしゅくを買っていたわけです。
そんな危険な状況にいち早く気づいた新郎である先輩が、今日は新婦と並んで一番の主役であるにもかかわらず、我々を野放しにしては危険と感じられたのか我々に女性陣の席に混じるがよかろうと指示してくれるのですが、実はかなりへたれな我々は自分から席に飛び込むことは出来ず、そのへたれっぷりを寮外生にもさらしていたわけです。
それを見るに見かねた新郎である先輩がなんと女性の方を我々の席に連れてきてくれました。そこで俄然やる気を出す我々。しかし、そこにも落とし穴が・・・。
私達のテーブルには、一つ上の先輩で幽体離脱した際に幽体のまま女子寮をのぞきに行こうとして危うく本当にこの世からおさらばしかけたという逸話を持つHさんも同席していたのですが、この方、披露宴の時からすでに飲みまくっており、しかも二次会でエレクトーンを弾くことになりそのプレッシャーからか酒で紛らわすとばかりに2次会でも飲みまくりこの時点ですっかり泥酔状態となっておりました。単に泥酔状態だったらいいんですが、このHさん、全く初対面の女性達になぜかシモネタ、というより近頃では幼稚園児でもいわないようなお下劣トークを炸裂し、存分に彼女たちをひかせていたわけです。
そんな明らかにアウェイな状況で、私はといえばちょうど私の横に座った女性と話していたのですが、その女性がなんとなく私が行政書士を始めるきっかけとなった前の彼女に似ており、話すにつれだんだん切なくなりだし私は席を離れたのです。
席を離れた私はカウンターの方でひたすら酒を立って飲んでいたのですが、他の席を見渡すと、まず私と寮の新歓コンパの一発芸で乳首綱引きをしたK下君は両方に女性をはべらしキャバクラ状態。ちょっとコラムを書くのが遅れると直接携帯メールで催促をしてくるK斐君は一升瓶を持ってうろうろしています。そして私が座っていた席ではあいもかわらずHさんがお下劣トークを身振り手振りつきで。すでに7回生ながらなぜかまだ3年のS宅君はむちゃくちゃに飲んでおり寮に帰った時には風呂にさえ入れない状況に追い込まれていました。
そんななか私の知る限り、高校時代は落語研究会だったはずのK杉君は、ほぼしらふのまま実は中学時代はバレー部だったと嘘か本当かわからないような話題で元バレーボール部だった女性達の話題に切り込んでいます。私は彼の部屋で古今亭志ん朝の落語CDがそろっているのはみたことがありますが、彼と話していてバレーの話題など一言たりとも出たことがありません。そして当然のことながら、そんな彼がバレーで話が続くわけもなく、すごすごと彼は自分の席に舞い戻りました。まさに悪は滅びると。
このようにただでさえたちの悪い我々が、集合すると相乗効果でさらにたちが悪くなるということを実証してしまう2次会となりましたが、そのような我々を主役でありながら世話をしてくださった松田ご夫妻、結婚おめでとうございます。そしてお招き頂きありがとうございました。これからも末永く宜しくお願い致します。
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