
| 第27回:偶然の一致?いやまてよ・・・ |
| メール相談を受けていると、その内容で社会の流れを感じるときがあります。 たとえば去年末、だんだん寒くなるにつれて遺産分割の相談が多くなってきました。なんでこんなに遺産分割の相談ばっかりくるんだろうと考えてふと結論が出ました。不謹慎ですが、やはり寒いと人は亡くなりやすくなっているからだろうと。 私自身、事務所で寝ていて暖房をつけていないとき、思わずぽっくり逝きそうなことがありました。私の場合、自分が急な事故などであの世にいってしまった場合に備え、とある友人と協定を結んでいます。それは、もし親が見たら思わず遺体に火炎噴射してしまいそうな遺品は、親に知れないように持ち帰ってくれというものです。人生24年も生きていますと、そのときの流れとともに、あまり人様にお見せできない物がだんだんたまっていっておりまして、このようなものが世間に公開されたら自縛霊になってしまいそうです。心当たりのある方、万が一のための準備があなたを成仏させます。 次に、サラ金に対する時効の援用。これも急に増える時があります。どうやら、サラ金大手会社が利息制限法の改正により利潤が減ったことと、サラ金同士の合併などにより時効にかかっているような昔の債権に対し、だめ元で請求することが増えているようです。やみ金も近頃だいぶ問題になっていますし、また社会問題になりそうな予感です。サラ金会社が合併したときは昔の債務の請求がくることがありますので心当たりのある方は注意されたほうがよろしいかと思います。 んで、現在、なんだか連続ご相談をうけているのが、パチンコ・パチスロ必勝法だといわれるものを購入したけど実際には勝てないとのご相談です。私は大学時代、パチンコ屋でバイトしたことがあるので、自分はやらないながらもどういうものかはわかるのですが、勝つか負けるかはほぼ、パチスロなら設定、パチンコなら設定と釘の状態で決まるものであり、必勝法などがありえるとは思えません。たまに必勝法はあるという方がいらっしゃるのですが、よく内容を聞くと、単に設定がいい台をきちんと打つというものであり、それは私が相談を受けるような「必ず勝てる」と主張する必勝法とは違うもののようです。 このパチンコ・パチスロ必勝法のご相談が短期間にあまりにも多く来たことから、単なる偶然としてこの相談が重なったのか、はたまた何らかの原因(上記のように寒くなれば人が死ぬ→遺産分割、サラ金会社の合併→昔の債権の取立てのように)があってのものなのかちょっと考えておりました。 んで出た結果として、こりゃ単に、必勝法会社が広告費を一気に投入したのだろうということで結論付けたのです。 悪徳商法などの場合、特に4月が多いのですが、これは4月は入学や就職の時期で、気持ちが安定していないため引っかかる人が多くこのために相談が重なるのですが、この必勝法も、この4月に大学や新社会人になって、仕送りや給料のおかげでお金が入るようになった人たちをひっかけるつもりで4月に広告を打ちまくった結果だと思われます。新しい環境になって急に手持ちのお金が増えると使い方に困ってしまうことが私にもありました。私の場合はほとんどすべてお酒に消えましたが・・・。 このように大体、相談が重なるときはそれなりに理由があるものなのですが、いまだに相談が重なった理由が思いつかないのが、自動車販売店会社の倒産に伴い、お客様がローンで買った車の所有権解除ができなくなってしまい、どうしたらいいのか?というものです。 これは去年11月にかなりの数、同じ内容の相談が来たのですが、あまりにも同じ内容なので、先に相談を受けた人に送った文面をそのままコピーして使えるほど同じ内容でしかも数多く相談を受けました。 相談者はすべて違う県からであり、同じ系列の会社がつぶれたわけではなさそうでした。たちの悪いことに販売店の代表はみな夜逃げしており連絡もとれなくなっているとのことでして。これは県によっても処理の仕方が違うのですが、結局は裁判所の公示送達という手段を用いて処理する問題です。 この自動車販売会社の相談、これが重なったのは決算をそのあたりに設定するのが原因かなとおも思ったんですが、どうもそういうわけでもなさそうで。 この相談が重なった謎、解ける方はいらっしゃるでしょうか? h15.4.22 |