婚約とは

婚約とは将来結婚するという真摯な約束、つまり契約であり、申込と承諾によるお互いの同意だけで成立します。

申込と承諾とは、たとえば、「近い将来、結婚しよう」「はい」これは「近い将来、結婚しよう」が申込であり、「はい」が承諾です。

結納を取り交わしていることや同棲をしていることが要件ではありません(最判昭和38年9月5日)。

ただ、婚約指輪を取り交わしていたり、結納したり、していた場合、婚約していたことの有力な証拠となります。また単に結婚しようなどといっただけでは婚約とは認められにくく、当然、その場の気持ちだけで結婚しようといってもそれは婚約とは考えにくいといえます。お互いがなんとなく結婚すると考えているような雰囲気であった、などだけでは婚約と主張するのは難しいかと思われます。

結局、要件ではないものの第三者が見て確かに婚約していたと判断されるような証拠や事情がなければ、裁判になっても婚約は認められにくいといえます。

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